【完結】警察官な彼と危険な恋愛白書
顔を洗い終わり、リビングへと戻ると、すでに朝ごはんの用意が済んでいた。トーストにトマトスープ。そしてヨーグルトとちょっと豪華な朝ごはんだった。
「裕太さん、朝ごはん食べよう?」
「ありがとう。美味しそうだね」
「トマトが残ってたから、トマトスープ作ったの。さ、食べよう」
「ああ。いただきます」
若葉さんの作ってくれたトマトスープを一口飲むと、ベーコンやトマト、キャベツ、コーンなどのたっぷりの具材にトマトの酸味と旨味が混ざってすごくいい味だった。
「どう?」
「すごく美味しい。酸味具合、ちょうどいいよ」
「本当?よかった。トーストはお好みでジャムかマーガリン付けて食べてね」
「ありがとう。どっちも付けようかな」
「じゃああたしも〜」
二人でトーストにマーガリンといちごジャムを塗って食べた。若葉さんはヨーグルトにもいちごジャムを入れてたべていた。
美味しそうだったから、俺もそれを真似てみた。確かに美味しかった。