【完結】警察官な彼と危険な恋愛白書
【え、見たい!行く!】
裕太さんにすぐにでも会いたくて。あたしは一言返信してすぐに裕太さんの家へと向かった。
裕太さんの家に着いたのは、その30分後だった。インターホンを鳴らすと、裕太さんはすぐにドアを開けてくれた。
「裕太さん、こんばんは」
「いらっしゃい。どうぞ、入って」
「ありがとう。お邪魔します」
家の中に入ると、裕太さんはリビングに通してくれた。そしてコーヒーを入れてくれた。
「ありがとう」
「じゃあ見よっか」
裕太さんはDVDをセットしてくれた。DVDはこの前見たヤツの続きで。とても楽しみだ。
「楽しみだね?」
「ね、楽しみだね」
DVDを見始めて約2時間。エンドロールまで行くと、もう終わりか〜なんて思いながら、ふと裕太さんの方を向いた。
「面白かったね」
「うん。面白かった〜」
やっぱりこのシリーズは何度見ても面白い。しかも笑えるし、時々泣ける。本当にいい話だ。