【完結】警察官な彼と危険な恋愛白書
「っ……あっ、んっ……」
俺の理性を受け入れるかのように、若葉さんは俺の両手を握りしめてくれた。そして限界を迎えた若葉さんと、二人で同時に理性を放って幸せを感じた。
「……若葉さん、大丈夫?」
ぐったりした若葉さんの頭を撫でながら、そう問いかけた。
「うん……大丈夫」
若葉さんは小さくそう呟いた。若葉さんには無理をさせてしまったかもしれないと、終わった後少しだけ反省した。
いつもそうなんだけど……。若葉さんの白い肌や柔らかな感触の胸。細い足や腕を見てるだけでたまらなく欲情してしまうのは間違いなくて……。
好きな人をこんなに何回も抱きたいと思ったことは今までなかった。だからこそ、理性を保つのが難しい……。
俺だって男だ。好きな女を目の前にして我慢することなんて出来ない。出来ることならずっとこうして、抱き続けていたいくらいだし。
まぁたぶん、そんなのムリだと思うけど……。