【完結】警察官な彼と危険な恋愛白書
「ゲッ……!まじかよ!」
逃げようと抵抗するヤツらは全員公務執行妨害もプラスして現行犯逮捕した。
「はい。午後18時33分。麻薬取引法違反及び公務執行妨害で全員逮捕する!!」
「くっそ……!」
「チッ……離せ!!」
「おい動くな!行くぞ!」
山崎たちと逮捕した組員をパトカーに乗せて署まで連行した。
「鑑識さん、間違いないですか?」
「はい。間違いありません。 色が変わりました。覚醒剤です」
「ありがとうございます。引き続き押収品の方お願いします」
「分かりました」
「川畑、俺たちも署に帰るぞ!」
「はい!」
俺たちも車に乗り込み署に戻った。
今回の麻薬取引法違反の逮捕により、逮捕された組員たちは全員起訴された。そして組織全体も解体されることになった。
それでも次から次へとまた事件はやってくる。だから俺は刑事として働く限り、そして命ある限り。刑事として懸命に働き続けるだろう。
【完結】