【完結】警察官な彼と危険な恋愛白書
だけどこの仕事にやり甲斐を感じている。来てくれたお客様みんなが、美味しいとパンケーキを食べてくれたり、写真をSNSなどで上げてくれるおかげで、お客様が来てくれるだから。
それはもう、嬉しいに決まっている。
「ありがとうございました〜」
「すごく美味しかったです!ありがとうございました」
「ありがとうございます!またのご来店、お待ちしております」
こうして来てくれるお客様一人一人のために、わたしは今日も頑張っている。
「お疲れ様でした〜」
仕事を終えて帰宅する途中、近くの路上で事件があったみたいで、周りには人だかりができていた。
どうしたんだろ?何かあったのかな?
そんなことを思っていると何台ものパトカーと、救急車が止まっていた。
どうやら、玉突き事故が起きたみたいで、怪我をした人が何人かいるみたいだった。
あたしのあの時の膝の怪我もだいぶ良くなってきたのは、今思い出した。