イケメン生徒会長の甘くて危険な溺愛


「分かってはいましたとも。体育祭の後からずっとそうだってことは…」

「うん、だからなんで今更そんなこと聞くんだって」


「いやーなんか黙ってた方がいいのかなあーとか思って黙ってたんだけど、監督者としてはやーぱ聞いといた方がいいのかなあーって………。深い意味があるのかどうか!!」


「ありません!」


私はお箸をバン、と机に置いて答える。

ていうか監督者ってなに…?


「1つ作るのも2つ作るのも一緒なので!会長ってほら、毎日毎日同じような菓子パンとかサンドウィッチばっかりで不健康っていうか見てるこっちも飽きるっていうか!あとお弁当箱も余ってたので!家に!」


一息に言うと、部屋はしんと静まり返った。


…焦って言いすぎた、かな…。


< 286 / 432 >

この作品をシェア

pagetop