イケメン生徒会長の甘くて危険な溺愛


まだ、どこにも、触れていない。


息がかかるほどの近い距離。



ゆっくり目を開けると、私を見据える会長の目が。



切なそうに、震えて。


だけど表情は崩さずに。




「なんでいつも抵抗しねーの」



こんな時は、強引じゃない。


本当は全然、俺様じゃない。




私のことばっかり、考えてる。


私の気持ちばっかり、いつも。



抱きしめたい。


私のものにしたい。




< 374 / 432 >

この作品をシェア

pagetop