七人の小人たち
もし、私がそんなおめでたい日に生まれていたのだとしたら状況は違ったのだろうか。私は、世界の除け者、にならなかったのだろうか。
分からないまま、ついその投稿主に偽りのキャラでコメントしてしてしまった。ほんの、出来心。このご時世、怪しまれて警戒され、出会いなんて転がっていない。逆にこのブログの方が罠なのではないか。純粋無垢な高校生を期待して悪戯しようと……。
コメントへの返事が来た。その日の夜だった。学校に、行っているのだとしたら普通の時間。むしろ高校生と偽った私がなぜ日中にコメントできたのか。怪しまれても仕方ないとその時気がついた。ま、返事の内容は……?
「林 葵さん、覚えていますか?○○小学校で同級生だった立花 乙葉デス。私たちのメンバーには、他にも星見 鈴、中田 大河、音吉 晴真、飛山 拓の計5名がイマス。
よかったら、クリスマスに会いませんか?」
驚いた。私、凡ミス。コメントしたときのアカウント名、本名のままだった……。
そして、立花 乙葉……。その他のメンバーも。覚えている。小学生時代同級生の中で、比較的、人気者だった子たちだ。
分からないまま、ついその投稿主に偽りのキャラでコメントしてしてしまった。ほんの、出来心。このご時世、怪しまれて警戒され、出会いなんて転がっていない。逆にこのブログの方が罠なのではないか。純粋無垢な高校生を期待して悪戯しようと……。
コメントへの返事が来た。その日の夜だった。学校に、行っているのだとしたら普通の時間。むしろ高校生と偽った私がなぜ日中にコメントできたのか。怪しまれても仕方ないとその時気がついた。ま、返事の内容は……?
「林 葵さん、覚えていますか?○○小学校で同級生だった立花 乙葉デス。私たちのメンバーには、他にも星見 鈴、中田 大河、音吉 晴真、飛山 拓の計5名がイマス。
よかったら、クリスマスに会いませんか?」
驚いた。私、凡ミス。コメントしたときのアカウント名、本名のままだった……。
そして、立花 乙葉……。その他のメンバーも。覚えている。小学生時代同級生の中で、比較的、人気者だった子たちだ。