貴女を僕のモノにしていいですか?
『ダイアン王女の杖は頂いた
怪盗ピーター&ジェニィ』
残されたカードにはそう書かれている。しかし、怪盗ピーターの犯行を誰も目撃しておらず、証拠などどこにもない。
全てを知るのは、この部屋に置かれた宝物たちだけである。
盗みを終えたピーターは目立たないように家々の屋根を飛び移りながら走り、先程盗みに入った豪邸のような家の中に入る。
「ただいま、ジェニィ」
ピーターが二階のベランダから部屋の中に入ると、豪華なドレスや宝石がたくさん並べられた部屋の中にピーターと同じくらいの歳の少女がいた。ピーターのように猫耳と尻尾を付け、金髪のショートカットを退屈そうにいじっている。しかし、ピーターが盗んできた宝物を見せるとその目に輝きが生まれた。
「あたしのお宝!」
ふんわりとした黒いスカートを揺らし、ピーターの手から杖を受け取る。そして「またあたしのコレクションが増えたわ。ありがとう」とピーターに笑いかけた。ピーターは頬を赤く染める。
怪盗ピーター&ジェニィ』
残されたカードにはそう書かれている。しかし、怪盗ピーターの犯行を誰も目撃しておらず、証拠などどこにもない。
全てを知るのは、この部屋に置かれた宝物たちだけである。
盗みを終えたピーターは目立たないように家々の屋根を飛び移りながら走り、先程盗みに入った豪邸のような家の中に入る。
「ただいま、ジェニィ」
ピーターが二階のベランダから部屋の中に入ると、豪華なドレスや宝石がたくさん並べられた部屋の中にピーターと同じくらいの歳の少女がいた。ピーターのように猫耳と尻尾を付け、金髪のショートカットを退屈そうにいじっている。しかし、ピーターが盗んできた宝物を見せるとその目に輝きが生まれた。
「あたしのお宝!」
ふんわりとした黒いスカートを揺らし、ピーターの手から杖を受け取る。そして「またあたしのコレクションが増えたわ。ありがとう」とピーターに笑いかけた。ピーターは頬を赤く染める。