最強☆彼氏♂彼女♀


その笑顔がかっこよすぎてまた熱が上がりそうになる。


「~っ!子供扱いしないでーっ」


アタシはやけになって先生の胸にタックルした。


そして先生が体制を崩したその隙に先生の頬に唇を寄せて、すぐ付き飛ばした。


「ざまぁ見ろ!先生の馬鹿ーっ!」


けったいな言葉を叫びながら保健室を飛び出した。


幸い回りに人の気配なし。


…てか


馬鹿はアタシじゃん!?


恥ずかしすぎて顔から火が出そうってこのことか。


火がでそうってゆうかすでに燃えてる。絶対。


…でもどうせアタシだけ。


先生はきっと、余裕そうな顔で笑ってるんだ。


きっとってか、絶っっっ対。


アタシの中で何かが燃え上がった。


…なんとしても作戦成功させて、先生をムラムラさせてみせる!


決意を胸に教室に戻り


熱によるだるさでぐだぐだしてるうちに学校が終わってしまったのだった。



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