最強☆彼氏♂彼女♀


「…せんせ?」


なんか先生、さっきから全然動かない。


そんな先生に近づいた廉にぃは


「ちょ、廉に……!」


気づいた時はもう遅く、廉にぃは先生の頭を思いっきり叩いた。


「お前っ」


先生が何かいいかけたけど


廉にぃが叩いた勢いで先生の肩に手を置いて耳元でボソボソと耳打ちしたのを聞いて


「………っ」


先生は顔を真っ赤にした。


め、珍しい。


廉にぃが何を言ったのか聞こえなかったのが気になる。


先生はそんな赤い顔で廉にぃを睨んで、


廉にぃは心底楽しそうに「じゃー楽しんでー」と笑いながら帰っていった。


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