20歩目の未来
プロローグ
桜舞う春。
君と出会ったのは、小学一年生。
あたしは小さいながらにして、
一目惚れをした。
小さな小さな恋。
まだ、恋と言う気持ちがわからない頃。
その気持ちがわかり始めたのは、
小学6年生ぐらい。
偶然、親同士の仲がよかったから、
たまにお互い家族ぐるみで食事をしたり
電話とかメールしたりした。
でも、そんなに仲がいい!
って言うわけでもなくて
特別な女の子っては見られてなかったみたいで。