キミの名前を呼びたい。


「今日はあたしもフリーだから椛と回れる!」


今日は梓ちゃんと校内を回ることにした。


お化け屋敷に行ったり、脱出ゲームをやったり、


焼きそばを食べたり、アイスを食べたりして文化祭を満喫していた。


「し、霜野ちょっといいかな」


梓ちゃんとよく居る陸上部の男の子が声をかけてきた。


「ん?なにどしたの?」


私は告白だと察したので梓ちゃんの背中を押す。


「え、ちょ椛?」


『行ってらっしゃい^^』


「う、うん?」


梓ちゃんは陸上部の男の子と人混みに消えていった。



さて、私はどうしよう。



「ねぇいいじゃんちょっとだけ〜」


「やめてください!」


真城さんが他校の人に絡まれていた。
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