冷たい千景くんは10分だけ私の言いなり。
君を好きになった理由
side花
(side花)
「雨城くん、揉ませて下さいっ」
いつものように彼が昼休みに遅れて中庭に来た時、開口一番本日のお願いをしてみた。
「は?」
彼は瞳を大きく開き唖然とする。
あれ?どうしたのかな?
「あの、揉ませ」
「わあっ、何言ってんだよ」
いつものポーカーフェイスはどこへやら、焦った様子の彼に私の言葉はさえぎられた。
「え、ダメ?ちょっとだけ」
両手を開いたり閉じたりニギニギしながら彼に近づいた。
にじり寄る私から、逃げるように後ずさる彼
「おまえ自分が何言ってるか、わかってんのか?」
雨城くんはどういうわけか頬を赤らめ声を荒げる。
「でも雨城くんいつも辛そうだから少しでも癒してあげたいの。私結構上手なんだよ」
「は?上手って……」
「雨城くん、揉ませて下さいっ」
いつものように彼が昼休みに遅れて中庭に来た時、開口一番本日のお願いをしてみた。
「は?」
彼は瞳を大きく開き唖然とする。
あれ?どうしたのかな?
「あの、揉ませ」
「わあっ、何言ってんだよ」
いつものポーカーフェイスはどこへやら、焦った様子の彼に私の言葉はさえぎられた。
「え、ダメ?ちょっとだけ」
両手を開いたり閉じたりニギニギしながら彼に近づいた。
にじり寄る私から、逃げるように後ずさる彼
「おまえ自分が何言ってるか、わかってんのか?」
雨城くんはどういうわけか頬を赤らめ声を荒げる。
「でも雨城くんいつも辛そうだから少しでも癒してあげたいの。私結構上手なんだよ」
「は?上手って……」