冷たい千景くんは10分だけ私の言いなり。
サラサラの柔らかそうな髪が好き。
後頭部から首にかけてのラインも好き。
右の耳の後ろにある小さいホクロも好き。
うん、もうすべてが好き
ホクロ触りたいな、触ったら怒られるかな。
などと、いつしかよこしまなことばかり考えてしまっていた。
やっぱりほんのすこしは下心があったかもしれない。
いや、わりとあったかもしれない。
「雨城くん、いつも勉強頑張ってるからすぐ肩がこっちゃうんだよね」
ニコニコしながら、彼に話しかけた。
「でも花だって同じだろ?授業受けてるんだし」
「私は大丈夫。そんなに頑張ってないもん」
「自分で言うか」
フッと笑う彼を後ろから見てたら、可愛いくて愛おしくて抱き着きたくなっちゃう。
だって、彼の背中って凄く無防備なんだもん。
でもそれはさすがに出来ない。
後頭部から首にかけてのラインも好き。
右の耳の後ろにある小さいホクロも好き。
うん、もうすべてが好き
ホクロ触りたいな、触ったら怒られるかな。
などと、いつしかよこしまなことばかり考えてしまっていた。
やっぱりほんのすこしは下心があったかもしれない。
いや、わりとあったかもしれない。
「雨城くん、いつも勉強頑張ってるからすぐ肩がこっちゃうんだよね」
ニコニコしながら、彼に話しかけた。
「でも花だって同じだろ?授業受けてるんだし」
「私は大丈夫。そんなに頑張ってないもん」
「自分で言うか」
フッと笑う彼を後ろから見てたら、可愛いくて愛おしくて抱き着きたくなっちゃう。
だって、彼の背中って凄く無防備なんだもん。
でもそれはさすがに出来ない。