冷たい千景くんは10分だけ私の言いなり。
「言ってなかったっけ。入学式に初めて会った時のこと。
その時に一目ぼれって言うか……でも顔だけで好きになったわけじゃないんだよ。
でも顔はもちろん大好き、すっごくタイプど真ん中だったってこともあるけど。
あっ、そうじゃなくって、それだけじゃないんだよ」
彼のどこが好きかって改めて聞かれたら、うまくまとめられなくてこんなグダグダのことを言ってしまった。
「……そうか?やっぱ見た目だけかよ」
彼は振り返ってシラーっとした目で疑わしそうに私を見る。
「だから、ちっ違うの、初めからちゃんと話すね」
そういうわけで、私は彼と出会った時のことを出来るだけ詳しく話した。
どうして彼を好きになったのか、まだちゃんと話せてなかったから。
彼が覚えてくれていないみたいだったから少しでも思い出してくれたらいいな。
その時に一目ぼれって言うか……でも顔だけで好きになったわけじゃないんだよ。
でも顔はもちろん大好き、すっごくタイプど真ん中だったってこともあるけど。
あっ、そうじゃなくって、それだけじゃないんだよ」
彼のどこが好きかって改めて聞かれたら、うまくまとめられなくてこんなグダグダのことを言ってしまった。
「……そうか?やっぱ見た目だけかよ」
彼は振り返ってシラーっとした目で疑わしそうに私を見る。
「だから、ちっ違うの、初めからちゃんと話すね」
そういうわけで、私は彼と出会った時のことを出来るだけ詳しく話した。
どうして彼を好きになったのか、まだちゃんと話せてなかったから。
彼が覚えてくれていないみたいだったから少しでも思い出してくれたらいいな。