冷たい千景くんは10分だけ私の言いなり。
彼は雨城千景くんという名前でわが校の特待生。
彼は普通学科、私がセレブ学科の新入生代表の挨拶をするとき初めて出会った。
この3ケ月後くらいにようやく廊下ですれ違った時には彼は知らん顔で、私のことなんて覚えてもいないみたいだった。
でも入学式の日以来、私は彼をずっと遠くからあこがれ続けてきた。
それが恋なんだって気が付くのに時間はかからなかったんだ。
「あの時は、助けてくれて本当にありがとう」
入学式のことを全て話しおえると彼にあらためてお礼を言った。
やっとお礼が言えて嬉しかった。
「あの、千景くん?」
「あ、うん」
彼は顎に手を当てて神妙な顔をして考えこんでるみたいに見えた。
「そうか、そう言えばあの時誰かと話したような気がする」
「そ、そう」
彼は普通学科、私がセレブ学科の新入生代表の挨拶をするとき初めて出会った。
この3ケ月後くらいにようやく廊下ですれ違った時には彼は知らん顔で、私のことなんて覚えてもいないみたいだった。
でも入学式の日以来、私は彼をずっと遠くからあこがれ続けてきた。
それが恋なんだって気が付くのに時間はかからなかったんだ。
「あの時は、助けてくれて本当にありがとう」
入学式のことを全て話しおえると彼にあらためてお礼を言った。
やっとお礼が言えて嬉しかった。
「あの、千景くん?」
「あ、うん」
彼は顎に手を当てて神妙な顔をして考えこんでるみたいに見えた。
「そうか、そう言えばあの時誰かと話したような気がする」
「そ、そう」