冷たい千景くんは10分だけ私の言いなり。
女子と付き合うのって思っていたほど大変でも無いな。
楽勝、だろって。
「うまくいってるし」
まさか自分の口からこんなセリフが出ようとは少し前の俺からは想像できないな。
「うそだろ、千景がのろけてる……」
「のろけてない」
「どうしてこんな冷たい奴があんないい子にもてるんだ」
「しるかよ、花に聞け」
「絶対彼女我慢してるんだ。可愛そうに1日10分なんて」
「……」
仕方ないだろ、俺には時間がないんだから。
「俺なんて、中学から付き合ってた彼女に毎日会えないからって理由で振られたのに。
そう言いながら、きっちり身近で男つくってるんだもんな。
女は放っておいたら凧みたいに飛んでいくんだぞ。
おまえも気を付けないと知らないからな」
何の話かと思えば、自分が中学から付き合っていた彼女につい先日振られた話をしているようだ。
楽勝、だろって。
「うまくいってるし」
まさか自分の口からこんなセリフが出ようとは少し前の俺からは想像できないな。
「うそだろ、千景がのろけてる……」
「のろけてない」
「どうしてこんな冷たい奴があんないい子にもてるんだ」
「しるかよ、花に聞け」
「絶対彼女我慢してるんだ。可愛そうに1日10分なんて」
「……」
仕方ないだろ、俺には時間がないんだから。
「俺なんて、中学から付き合ってた彼女に毎日会えないからって理由で振られたのに。
そう言いながら、きっちり身近で男つくってるんだもんな。
女は放っておいたら凧みたいに飛んでいくんだぞ。
おまえも気を付けないと知らないからな」
何の話かと思えば、自分が中学から付き合っていた彼女につい先日振られた話をしているようだ。