冷たい千景くんは10分だけ私の言いなり。
それに彼女が出来たことで俺は女子から呼び出されたり告白されたりすることが減ってきた。
これは、かなりありがたい。
その分、無駄な時間を使わされなくて済むからだ。
花と一日10分付き合うだけで、こんな役得があるとは思わなかったな。
伊達には冷たい奴と言われるけど。
何を言われたところで今の俺は1日10分ルールは、譲れないんだよな。
「あ、花ちゃんだ」
伊達がびっくりしたように声を上げる。
正門の近くで花がスマホの画面を見ながら立っている。
俺は別に驚かない。花がそこで待っているのは知っていたから。
今日は駅まで一緒に帰りたいと言われて約束していたからだ。
「ああ、今日の10分は駅まで一緒に帰りたいんだって」
「ちょ、なんだよ早く言えよな。俺おもいっきりお邪魔虫じゃん」
「構わないだろ、3人で一緒に帰っても」
これは、かなりありがたい。
その分、無駄な時間を使わされなくて済むからだ。
花と一日10分付き合うだけで、こんな役得があるとは思わなかったな。
伊達には冷たい奴と言われるけど。
何を言われたところで今の俺は1日10分ルールは、譲れないんだよな。
「あ、花ちゃんだ」
伊達がびっくりしたように声を上げる。
正門の近くで花がスマホの画面を見ながら立っている。
俺は別に驚かない。花がそこで待っているのは知っていたから。
今日は駅まで一緒に帰りたいと言われて約束していたからだ。
「ああ、今日の10分は駅まで一緒に帰りたいんだって」
「ちょ、なんだよ早く言えよな。俺おもいっきりお邪魔虫じゃん」
「構わないだろ、3人で一緒に帰っても」