冷たい千景くんは10分だけ私の言いなり。
まあ、母が留守の時は寂しいだろうし仕方ないかと大目には見るけど。
今年、小学校1年生の美月(ミツキ)、菜月(ナツキ)、優月(ユヅキ)
「チー兄、誰と話してたの?」
「女の子?」
「彼女つくっちゃダメッ。チー兄は美月と結婚するんだから」
「ダメ優月とだよ」
「ちがうよ、チー兄は菜月と両思いなの」
アホみたいなことを言って、かしましくもめだす妹たち。
お気に入りのおもちゃか何かを奪い合っているときとまったく同じ感じ。
なんだこれ、学校でも家でも俺は女に囲まれる運命なのか。
「はいはい、わかったから洗濯物をたたむの手伝え」
「じゃあたくさんたためた人と結婚してくれる?」
「そうだな、兄ちゃんは家事のできる女の子が好きだな」
今年、小学校1年生の美月(ミツキ)、菜月(ナツキ)、優月(ユヅキ)
「チー兄、誰と話してたの?」
「女の子?」
「彼女つくっちゃダメッ。チー兄は美月と結婚するんだから」
「ダメ優月とだよ」
「ちがうよ、チー兄は菜月と両思いなの」
アホみたいなことを言って、かしましくもめだす妹たち。
お気に入りのおもちゃか何かを奪い合っているときとまったく同じ感じ。
なんだこれ、学校でも家でも俺は女に囲まれる運命なのか。
「はいはい、わかったから洗濯物をたたむの手伝え」
「じゃあたくさんたためた人と結婚してくれる?」
「そうだな、兄ちゃんは家事のできる女の子が好きだな」