冷たい千景くんは10分だけ私の言いなり。
それまでいつもなら自分の教室でボーッと待っているだけだけど、最近は体育祭の実行委員をすることになったので時間をつぶせて良かった。
私が実行委員に立候補したら、拓海くんも一緒にやると言いだした。
昨日のことがあるから、ちょっと嫌だったんだけど仕方ない。
だけど、
『花ほんとにごめん、もう二度とあんなこと言わないから』
拓海くんに涙ながらに何度も謝られたからしぶしぶ許してあげた。
本音を言えば、あの後千景くんに慰めてもらえたから嫌なことも忘れて上機嫌だったので、拓海くんへの怒りが持続しなかったんだよね。
「花、体育祭の実行委員がんばろうね」
「うん」
初回の委員会が終わるとすぐに、ニコニコと天使のようなスマイルを向けてくる拓海くん。
今日の実行委員会は委員の生徒達の顔見せと挨拶と、体育祭の種目説明をして終わった。
私が実行委員に立候補したら、拓海くんも一緒にやると言いだした。
昨日のことがあるから、ちょっと嫌だったんだけど仕方ない。
だけど、
『花ほんとにごめん、もう二度とあんなこと言わないから』
拓海くんに涙ながらに何度も謝られたからしぶしぶ許してあげた。
本音を言えば、あの後千景くんに慰めてもらえたから嫌なことも忘れて上機嫌だったので、拓海くんへの怒りが持続しなかったんだよね。
「花、体育祭の実行委員がんばろうね」
「うん」
初回の委員会が終わるとすぐに、ニコニコと天使のようなスマイルを向けてくる拓海くん。
今日の実行委員会は委員の生徒達の顔見せと挨拶と、体育祭の種目説明をして終わった。