冷たい千景くんは10分だけ私の言いなり。
拓海くんが誘ってくれたけど、あいにく今日は先約済み。
「私、彼氏と会う約束してるから」
「ゲッ、またあいつ?」
あからさまに嫌な顔をされた。
「拓海くんもう二度と私たちの邪魔をしないでよ。今度あんなことしたら絶交だからね」
また彼が昨日みたいなことをしでかさないように念のため強めに釘を刺しておく。
「わ、わかってるよ。けど、あいつが花のことを泣かしたら黙ってないから」
「……」
拓海くんたら何言ってるんだか。
昨日、私のことを泣かせたのはアナタでしょうが。
「そんな心配してくれなくて結構よ。
私たちラブラブだから」
実際まだそこまで言えるほど自信はないけど、拓海くんにはこのくらい言っておいた方がいいかなと思った。
「で、でもあれだろ、まだ1日10分だとかいうルールは継続中なんだろ?」
悔しそうな拓海くんはまだ食い下がる。
「私、彼氏と会う約束してるから」
「ゲッ、またあいつ?」
あからさまに嫌な顔をされた。
「拓海くんもう二度と私たちの邪魔をしないでよ。今度あんなことしたら絶交だからね」
また彼が昨日みたいなことをしでかさないように念のため強めに釘を刺しておく。
「わ、わかってるよ。けど、あいつが花のことを泣かしたら黙ってないから」
「……」
拓海くんたら何言ってるんだか。
昨日、私のことを泣かせたのはアナタでしょうが。
「そんな心配してくれなくて結構よ。
私たちラブラブだから」
実際まだそこまで言えるほど自信はないけど、拓海くんにはこのくらい言っておいた方がいいかなと思った。
「で、でもあれだろ、まだ1日10分だとかいうルールは継続中なんだろ?」
悔しそうな拓海くんはまだ食い下がる。