冷たい千景くんは10分だけ私の言いなり。
花は頬を赤らめて恥ずかしそうに視線を泳がせる。
「絶対無いなんて言いきれないだろ。気を付けないと。花はかわ……」
「わーっ、わわっ。千景くんストップストップ」
可愛いって言おうと思ったら、彼女に遮られた。
「そんなこと言われたら私ドキドキしすぎて倒れちゃうよ」
「そうなのか?」
「うんそうなの。千景くん毎日それ言うんだもん。この前だって私顔が赤くなってなかなか戻らなかったんだよ」
「ふーん、べつにいいじゃん赤くなったとこもかわ……」
「だから駄目だって。甘いこと言うの禁止」
彼女は目を吊り上げてちょっとむくれる。
すでに耳まで真っ赤だ。
どうやら俺がからかってると思ってるみたいだ。
そんなつもりじゃないんだけど。
だけど愛しい彼女のこんな顔を見るのが楽しくて、やめられない。
「絶対無いなんて言いきれないだろ。気を付けないと。花はかわ……」
「わーっ、わわっ。千景くんストップストップ」
可愛いって言おうと思ったら、彼女に遮られた。
「そんなこと言われたら私ドキドキしすぎて倒れちゃうよ」
「そうなのか?」
「うんそうなの。千景くん毎日それ言うんだもん。この前だって私顔が赤くなってなかなか戻らなかったんだよ」
「ふーん、べつにいいじゃん赤くなったとこもかわ……」
「だから駄目だって。甘いこと言うの禁止」
彼女は目を吊り上げてちょっとむくれる。
すでに耳まで真っ赤だ。
どうやら俺がからかってると思ってるみたいだ。
そんなつもりじゃないんだけど。
だけど愛しい彼女のこんな顔を見るのが楽しくて、やめられない。