冷たい千景くんは10分だけ私の言いなり。
私があまりに箱入りの世間知らずだから、雨城くんに騙されてるんじゃないかって疑ってるみたいで。
「違うよ、騙されてなんかない。彼はそんな人じゃないの」
「だって相手は雨城千景でしょ?学校一のモテ男子でクールで女嫌いで有名だよ。
入学して以来、何十人も振られてるって話だし。
花だってこれまで、目も合わせてもらえなかったじゃん。
それがどうして急に?」
「よくわかんないけど、昨日生徒指導室の前で待ってて、告ったらなぜかオッケーしてもらえたの。嬉しかったなあ」
思い出しただけでも、頭に血が上ってきて鼻血がでちゃいそう。
「雨城くんとたくさんお話するんだ」
ンフフって変な笑いがこみあげてきた。
もう、嬉しくって嬉しくってたまらない。
「え?話すだけでいいの?」
「違うよ、騙されてなんかない。彼はそんな人じゃないの」
「だって相手は雨城千景でしょ?学校一のモテ男子でクールで女嫌いで有名だよ。
入学して以来、何十人も振られてるって話だし。
花だってこれまで、目も合わせてもらえなかったじゃん。
それがどうして急に?」
「よくわかんないけど、昨日生徒指導室の前で待ってて、告ったらなぜかオッケーしてもらえたの。嬉しかったなあ」
思い出しただけでも、頭に血が上ってきて鼻血がでちゃいそう。
「雨城くんとたくさんお話するんだ」
ンフフって変な笑いがこみあげてきた。
もう、嬉しくって嬉しくってたまらない。
「え?話すだけでいいの?」