冷たい千景くんは10分だけ私の言いなり。
「あのね、ついに花にも彼氏ができたんだって」
「え?それほんまに?」
私はコクンとうなずいた。
このカップルって凸凹に見えて、凄く仲がいいから憧れちゃうな。
やっぱり、女の子は愛されたいよね。
私も千景くんと、いつかこの2人みたいなカップルになれたらいいな。
ニコニコしながらそんなことを考えていたら大原くんが焦ったように立ち上がる。
「大変や、どないしよ。あいつ知ってるんかな」
彼は独り言のように呟きながら早足で教室を出て行ってしまった。
「え?どうしちゃったんだろ?大原くんどこいったのかな」
彼の背中を呆然と見送っていたら、ちえりちゃんがクスッと笑った。
「うーん、私はなんとなくわかるけどね」
「え?」
「たぶん、拓海に知らせにいったんだよ」
「え?それほんまに?」
私はコクンとうなずいた。
このカップルって凸凹に見えて、凄く仲がいいから憧れちゃうな。
やっぱり、女の子は愛されたいよね。
私も千景くんと、いつかこの2人みたいなカップルになれたらいいな。
ニコニコしながらそんなことを考えていたら大原くんが焦ったように立ち上がる。
「大変や、どないしよ。あいつ知ってるんかな」
彼は独り言のように呟きながら早足で教室を出て行ってしまった。
「え?どうしちゃったんだろ?大原くんどこいったのかな」
彼の背中を呆然と見送っていたら、ちえりちゃんがクスッと笑った。
「うーん、私はなんとなくわかるけどね」
「え?」
「たぶん、拓海に知らせにいったんだよ」