冷たい千景くんは10分だけ私の言いなり。
なんて、開き直ってその教室にいるであろう彼氏の姿を探してみる。
「あ、いた」
雨城くんを窓際の前の方の席に見つけた。
姿勢も正しくて、その凛とした横顔にうっとりと見惚れちゃう。
ああ、こっちを向かないかな。
お願い、気が付いてって念を送ってみる。
雨城くん。。。
だけど、そんな都合よくこっちを向いてくれるわけはなくて。
ピシャッ。
その時、私の目の前の扉が中にいる女子に閉められてしまった。
「え…そんな」
愕然として今度は教室の前の方の扉へ近づいていこうとしたんだけど。
ピシャリ。
無情にもそちらの扉も閉められてしまい、彼の姿が見えなくなってしまった。
え、なにこれ……。
もしかしたら、私に覗かれないようにわざと閉めたのかな?
ひ、ひどい。
どうしょう、諦めて退散しようか。
「あ、いた」
雨城くんを窓際の前の方の席に見つけた。
姿勢も正しくて、その凛とした横顔にうっとりと見惚れちゃう。
ああ、こっちを向かないかな。
お願い、気が付いてって念を送ってみる。
雨城くん。。。
だけど、そんな都合よくこっちを向いてくれるわけはなくて。
ピシャッ。
その時、私の目の前の扉が中にいる女子に閉められてしまった。
「え…そんな」
愕然として今度は教室の前の方の扉へ近づいていこうとしたんだけど。
ピシャリ。
無情にもそちらの扉も閉められてしまい、彼の姿が見えなくなってしまった。
え、なにこれ……。
もしかしたら、私に覗かれないようにわざと閉めたのかな?
ひ、ひどい。
どうしょう、諦めて退散しようか。