冷たい千景くんは10分だけ私の言いなり。
付き合い始めて5日は経っただろうか。
「来てくれてありがとう」
彼女は俺の顔を見て、いつも嬉しそうにニコニコ笑っている。
相変わらず、気の抜けそうなくらいに呑気な顔。
「はい、これ」
俺はさっき買ってきたイチゴ牛乳のパックを彼女に手渡した。
「ええっ、いいの?嬉しい。ありがとうっ」
大袈裟なくらいびっくりしたような顔をしている彼女。
「昨日貰ったクッキーのお礼に」
昨日ここで会った時に、調理実習で作ったとかでクッキーを手渡されたんだ。
そのクッキーはというと、昨日家に持って帰ったら弟妹達に一瞬で食べられてしまっていたんだけど。
普段なら、女子からの差し入れとかは一切受け取らない。
だけど一応付き合っているんだし断るのも変かなって思い受け取った。
「来てくれてありがとう」
彼女は俺の顔を見て、いつも嬉しそうにニコニコ笑っている。
相変わらず、気の抜けそうなくらいに呑気な顔。
「はい、これ」
俺はさっき買ってきたイチゴ牛乳のパックを彼女に手渡した。
「ええっ、いいの?嬉しい。ありがとうっ」
大袈裟なくらいびっくりしたような顔をしている彼女。
「昨日貰ったクッキーのお礼に」
昨日ここで会った時に、調理実習で作ったとかでクッキーを手渡されたんだ。
そのクッキーはというと、昨日家に持って帰ったら弟妹達に一瞬で食べられてしまっていたんだけど。
普段なら、女子からの差し入れとかは一切受け取らない。
だけど一応付き合っているんだし断るのも変かなって思い受け取った。