君を愛する資格。
ふたりとひとつ

「次はサッカーしよう!はやく!」


「まってよしゅう〜〜!」



ほとんど背丈の変わらない二人の少年


ボールを持ちながら太陽のような笑顔で笑う少年、
古川秀。

その後ろを追いかける物静かな黒髪の少年、
赤瀬春。



二人は家が隣の幼なじみで、誰が見ても仲の良い二人。





「はる!ぼくたちずーっと一緒にいような!」


「もちろん!」




そう浜辺で誓った二人を夕日が照らす

ふたつの影がひとつになる



「そうだ!ぼくたちがずっと友達でいられるように_______________
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