君を愛する資格。
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「ちょっとここ学校〜」
「大丈夫だよ先生いないし、隣も寝てる」
クスクスという女の笑い声と低い男の声で目が覚めた
俺は一瞬で事態を察知する
はあ、と小さくため息をついて
頭まですっぽりと布団に潜り込んだ
だが俺はこの日は特に虫の居所が悪かった
勉強のストレスと徹夜の睡眠不足であまり
脳に酸素が回っていなかったのだろうか
だんだん大きくなる女の声
揺れるベットの音
俺は完全に逆上した
「あのさ、よそでやってくんない?」