一夜限りの恋人は敵対企業のCEO⁈【後日談有】
私はバスローブを着込むと、ネイトのもとにいった。
彼の背中に触れると、ひんやりする。
彼のバスローブも持ってきた。
肩にかけると、袖も通さずネイトは私にノートパソコンと携帯、イヤホンを渡してきた。
訳がわからなかったが、彼の真剣な顔に気圧されて胸にかかえこむ。
すると私は、彼に横抱きにされて浴室へ運ばれた。
ネイトはシャワーのコックをひねった。
私があっけにとられているあいだに、彼は携帯の画面に文字を打ち込んでいる。
『Joe.I'm sorry suddenly
(穣、いきなりすまない)
Could we talk via chat?
(チャットで話せるか)』
ジョウ? もしかしてお兄様かな。
お兄様が滞在しているカリフォルニアはたしか、日本との時差がマイナス十七時間。
とすると、あちらはバッチリ活動時間。
だからって、変。
お兄様は気づかいの人だから、時差を計算して連絡してくるはず。
連絡してきた相手がお兄様だとしたら……、なにか緊急事態があったのだ。
お兄様の恋人で、ネイトのお姉さんのエリスさんのことだろうか。
彼の背中に触れると、ひんやりする。
彼のバスローブも持ってきた。
肩にかけると、袖も通さずネイトは私にノートパソコンと携帯、イヤホンを渡してきた。
訳がわからなかったが、彼の真剣な顔に気圧されて胸にかかえこむ。
すると私は、彼に横抱きにされて浴室へ運ばれた。
ネイトはシャワーのコックをひねった。
私があっけにとられているあいだに、彼は携帯の画面に文字を打ち込んでいる。
『Joe.I'm sorry suddenly
(穣、いきなりすまない)
Could we talk via chat?
(チャットで話せるか)』
ジョウ? もしかしてお兄様かな。
お兄様が滞在しているカリフォルニアはたしか、日本との時差がマイナス十七時間。
とすると、あちらはバッチリ活動時間。
だからって、変。
お兄様は気づかいの人だから、時差を計算して連絡してくるはず。
連絡してきた相手がお兄様だとしたら……、なにか緊急事態があったのだ。
お兄様の恋人で、ネイトのお姉さんのエリスさんのことだろうか。