COSMOS
「さっくん、いっぱい出るけど大丈夫?疲れない?」
「大丈夫大丈夫。2日間あるし、寝れば回復するから」
「そう?」
「うん。オレのことは心配いらないよ」
「分かった。じゃあ、さっくんを信じてわたしはとにかく応援するね!さっくんガンバ!ファイト~オ~!」
羽依...
可愛い。
リズムに乗せて応援してくれるなんて、可愛すぎるだろ。
朝からこんなに贅沢していいのか、オレは。
カレシなんだから、もちろん良いのだが、それでもなんだか気が引ける。
申し訳ない気がしてしまう。
この世に生きる男性の皆さん、天使を独り占めしてすみません。
必ずこの笑顔を守りますんで、温かく見守ってて下さい。
なんて、上機嫌になって廊下を歩いていると、またキャーの嵐に飲み込まれた。
一体台風何号なのか。
もはや数えきれない。
自分達が生み出した台風の中を突き進み、ようやく教室に帰還すると、オレたちの元に春日さんがやって来た。
「大丈夫大丈夫。2日間あるし、寝れば回復するから」
「そう?」
「うん。オレのことは心配いらないよ」
「分かった。じゃあ、さっくんを信じてわたしはとにかく応援するね!さっくんガンバ!ファイト~オ~!」
羽依...
可愛い。
リズムに乗せて応援してくれるなんて、可愛すぎるだろ。
朝からこんなに贅沢していいのか、オレは。
カレシなんだから、もちろん良いのだが、それでもなんだか気が引ける。
申し訳ない気がしてしまう。
この世に生きる男性の皆さん、天使を独り占めしてすみません。
必ずこの笑顔を守りますんで、温かく見守ってて下さい。
なんて、上機嫌になって廊下を歩いていると、またキャーの嵐に飲み込まれた。
一体台風何号なのか。
もはや数えきれない。
自分達が生み出した台風の中を突き進み、ようやく教室に帰還すると、オレたちの元に春日さんがやって来た。