COSMOS
「にゃんにゃん」
社長席から鳴き声がした。
つかつかと歩み寄る、恐ろしき角の生えたヒト科ヒト属ヒト。
つまり、れっきとした人間。
そして、その名は......
「ゆっちせんぱ~い、わたし無理ですぅ。好意のない人に告白なんてそんな...」
「手紙作戦で行きましょう」
「ラブレターですか?」
「えー。事前に本人にラブレターを書いてもらい、私達はそれを直接ないしは靴箱に投函しましょう」
「それならやれそうですっ!さすがゆっち先輩っ!」
「んじゃあ、それで行きましょう。早速クライアントに一斉メールを送ります。にゃんにゃん、ルナ、ワンコ、私に皆様のメアド教えて下さい」
その名は、
久遠由紗。
我が部の部長だ。
社長席から鳴き声がした。
つかつかと歩み寄る、恐ろしき角の生えたヒト科ヒト属ヒト。
つまり、れっきとした人間。
そして、その名は......
「ゆっちせんぱ~い、わたし無理ですぅ。好意のない人に告白なんてそんな...」
「手紙作戦で行きましょう」
「ラブレターですか?」
「えー。事前に本人にラブレターを書いてもらい、私達はそれを直接ないしは靴箱に投函しましょう」
「それならやれそうですっ!さすがゆっち先輩っ!」
「んじゃあ、それで行きましょう。早速クライアントに一斉メールを送ります。にゃんにゃん、ルナ、ワンコ、私に皆様のメアド教えて下さい」
その名は、
久遠由紗。
我が部の部長だ。