お隣さんは裏アリ王子
「……探しに行ってくる」
でも、もしかしたら、対応に困ってるかもしれない。
そう思うと私は、ただ待ってるなんてできなかった。
少し歩き回ると、見つけた。
黒い髪を肩の位置で結んで、ラッシュガードを着てる。
「……紗里奈?」
でも、その時の表情がいつもの紗里奈とは全く違った。
こわばってて、今にも泣き出しそう。
「真奈……」
あたりを見回すと、その理由はすぐにわかった。
「あの人、なんで……?」
何度か会ったことあるからわかる。
紗里奈の彼氏さんだ……。
しかも、知らない女の子といる……。
信じられなくてその人を見つめていると、その人も自然に気づいたらしい。
こっちを向いて隣の紗里奈を見つけると、平然とこちらに歩いてきた。
でも、もしかしたら、対応に困ってるかもしれない。
そう思うと私は、ただ待ってるなんてできなかった。
少し歩き回ると、見つけた。
黒い髪を肩の位置で結んで、ラッシュガードを着てる。
「……紗里奈?」
でも、その時の表情がいつもの紗里奈とは全く違った。
こわばってて、今にも泣き出しそう。
「真奈……」
あたりを見回すと、その理由はすぐにわかった。
「あの人、なんで……?」
何度か会ったことあるからわかる。
紗里奈の彼氏さんだ……。
しかも、知らない女の子といる……。
信じられなくてその人を見つめていると、その人も自然に気づいたらしい。
こっちを向いて隣の紗里奈を見つけると、平然とこちらに歩いてきた。