お隣さんは裏アリ王子
「どうしたの?突然」


普段でない名前に紗里奈は不思議そうに聞いてくる。


「実はね、水瀬君、お隣さんなの」


「えっ?なにあのマンションの?」


紗里奈が珍しく驚いてる。


「うん。昨日挨拶しに行ったもん」


「あら、漫画みたいなこともあるのね」


「ねー」


「今日くらいにお風呂壊れるんじゃない?」


「やめてよー」


そんな会話をしながら、家に帰った。
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