お隣さんは裏アリ王子
その時ピンポーンとインターホンが鳴って、バッグを持って駆け足で玄関に向かった。
ドアを開けていたのは、もちろん水瀬君。
うう、かっこいい。
ただのジーンズにジャケットを着てて、その中には黒の服着てるだけなのにかっこいい。
「……」
私はここまで思ってるのに水瀬君からは何も言われない。
「変……?」
何か言って欲しい。
「いや……」
そう言うと、水瀬君はグッと私の耳に自分の口を近づけた。
「可愛い」
……っ。
水瀬君の声が頭の中でこだまする。
「ありがとう……」
返事に悩んで、そう言った。
「あ、あと、誕生日おめでとう」
「ありがとう!」
この言葉には、こう返事するしかないでしょ。
ドアを開けていたのは、もちろん水瀬君。
うう、かっこいい。
ただのジーンズにジャケットを着てて、その中には黒の服着てるだけなのにかっこいい。
「……」
私はここまで思ってるのに水瀬君からは何も言われない。
「変……?」
何か言って欲しい。
「いや……」
そう言うと、水瀬君はグッと私の耳に自分の口を近づけた。
「可愛い」
……っ。
水瀬君の声が頭の中でこだまする。
「ありがとう……」
返事に悩んで、そう言った。
「あ、あと、誕生日おめでとう」
「ありがとう!」
この言葉には、こう返事するしかないでしょ。