お隣さんは裏アリ王子
あの日から2週間。
「ごめん、今日も閉店までいてもらってもいいかな」
「あ、わかりました」
どうも、このパン屋さんで風邪が流行り始めたのかたまたまなのか、今日も閉店まで働くことが決まってしまった。
最近、多いなあ。
もう申し訳なくて、水瀬君に迎えに来てもらうことはしていない。
別れ道まで湊さんと歩いて、そこからは1人で帰るようにしてる。
最初は水瀬君が許してくれなかったけど、終わる時間が結構バラバラなのを口実にした。
でも、そうしてからは湊さんが送ってくれるようになってしまった。
一度断るのに、この方向のスーパーに用事がある、とか、そんなに歩く時間は変わらないから、とか、何かも口実をつけて押し切られてしまう。
「ごめん、今日も閉店までいてもらってもいいかな」
「あ、わかりました」
どうも、このパン屋さんで風邪が流行り始めたのかたまたまなのか、今日も閉店まで働くことが決まってしまった。
最近、多いなあ。
もう申し訳なくて、水瀬君に迎えに来てもらうことはしていない。
別れ道まで湊さんと歩いて、そこからは1人で帰るようにしてる。
最初は水瀬君が許してくれなかったけど、終わる時間が結構バラバラなのを口実にした。
でも、そうしてからは湊さんが送ってくれるようになってしまった。
一度断るのに、この方向のスーパーに用事がある、とか、そんなに歩く時間は変わらないから、とか、何かも口実をつけて押し切られてしまう。