お隣さんは裏アリ王子
変わらない笑み
これは、真奈たちが大学1年生の時のお話です。
「真奈ちゃん、一緒に飲み会行って欲しいです」
そう目の前で手を合わせているのは、大学に入ってからの新しい友達、三枝水葉(みえだみずは)ちゃん。
紗里奈とも圭とも如月君とも大学が別れて、誰にも心を開けずにいた私に声をかけてくれた子。
「私たちまだ未成年だよ?」
こんなことを聞く私は、真面目かな。
「飲み会っていっても名前だけだから、普通にみんなでご飯食べるだけだよ」
そう言われ、安心して日時と場所を聞いて、バイトが入ってないのを確認する。
「大丈夫そう。でも、圭に聞いてみるね」
「あっ、そっか。真奈ちゃん彼氏いるもんね。無理にとは言わないよ?」
「別に大丈夫だと思う」
圭も夜遅くなることあるし。
「そっか、ありがとう!」
そう言って笑った水葉ちゃんと別れて私は、電車に乗った。
「真奈ちゃん、一緒に飲み会行って欲しいです」
そう目の前で手を合わせているのは、大学に入ってからの新しい友達、三枝水葉(みえだみずは)ちゃん。
紗里奈とも圭とも如月君とも大学が別れて、誰にも心を開けずにいた私に声をかけてくれた子。
「私たちまだ未成年だよ?」
こんなことを聞く私は、真面目かな。
「飲み会っていっても名前だけだから、普通にみんなでご飯食べるだけだよ」
そう言われ、安心して日時と場所を聞いて、バイトが入ってないのを確認する。
「大丈夫そう。でも、圭に聞いてみるね」
「あっ、そっか。真奈ちゃん彼氏いるもんね。無理にとは言わないよ?」
「別に大丈夫だと思う」
圭も夜遅くなることあるし。
「そっか、ありがとう!」
そう言って笑った水葉ちゃんと別れて私は、電車に乗った。