お隣さんは裏アリ王子
「わりぃ、紗里奈。でも、今の会話聞いただろ?俺らが一緒にいればとりあえず今の間は安心だからさ」
あ……。
今日は、みんなの怒りがピークだ。
その今日水瀬君と一緒にいれば、何かされることはないはず。
ファンクラブの子達も水瀬君に嫌なところは見られたくないだろうし。
「……しょうがないわね。真奈もOKって顔してるし、今日だけね」
そう言って、私たちは人目の少ない屋上へと登った。
「水瀬君、ありがと」
小声でお礼を言う。
「別に。真奈になんかあったら俺が飯食えねーし」
まさかの裏できた。
紗里奈は、さっき自己紹介された、如月斗真(きさらぎとうま)君と仲良く話してて、私たちの声は届いていない。
あ……。
今日は、みんなの怒りがピークだ。
その今日水瀬君と一緒にいれば、何かされることはないはず。
ファンクラブの子達も水瀬君に嫌なところは見られたくないだろうし。
「……しょうがないわね。真奈もOKって顔してるし、今日だけね」
そう言って、私たちは人目の少ない屋上へと登った。
「水瀬君、ありがと」
小声でお礼を言う。
「別に。真奈になんかあったら俺が飯食えねーし」
まさかの裏できた。
紗里奈は、さっき自己紹介された、如月斗真(きさらぎとうま)君と仲良く話してて、私たちの声は届いていない。