お隣さんは裏アリ王子
「えっ、私じゃなくて紗里奈の水着だよ?」


私には、大人っぽすぎて着れないよ。


「真奈が着るのはこっち。てゆーか、2人も遊びに来てたのね」


紗里奈が私が決めた水着を持ってる。


「ああ。明日の水着買いに」


すかさず答えたのは、水瀬君の隣にいた如月君。


「真奈、上から絶対なんか着ろよ」


水瀬君の瞳が真剣で思わず頷く。


「あ、真奈ちゃんと紗里奈俺らの水着選んでよ」


「いいけど、水瀬はどうなの?」


「別に、なんでもいいし」


「じゃあ、俺らの水着買いに行こ」


男の人の水着のコーナーに移動する。


紗里奈はさっそく如月君のを選び出した。


「俺の、選んでよ」


「あっ、うん」
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