独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。



「あと……ここ触られると可愛い声出るよね」

「ひゃぁ……っ」


器用な瑞月くんの空いてるほうの手が、下のほうに移動してスカートの隙間から太もものあたりを触ってくる。


ここまできたら、瑞月くんはわたしがちゃんと言うことを聞いてくれるまでぜったい止まってくれない。


どんなに抵抗しても。


「み、瑞月くんってばぁ……!」

「はいはい。おとなしくしないと噛むよ」


全力でねじ伏せてくるのが瑞月くんスタイル。


噛むなんてそんなこわいこと言っちゃダメだよ。

でも今の瑞月くんなら本気で噛んできちゃいそう。


「早くスカート直して」

「うっ、直す……から」


「ん、じゃあ早くして。で、明日もまた同じことしたらわかるよね?」


「も、もうしない」


ほらこれで瑞月くんの思い通り。

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