独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。



「なんだぁ、てっきり相沢くんとイチャイチャしてて部屋から出てこれないのかと思ってたのに〜!」


す、鋭い……!

あまり動揺しないように、というか顔を隠すように湯船に顔をバシャンとつけると。


「あれ〜、陽依ちゃんもしかして図星!?」

「うぅ……」


「そうだよね〜。だって2人っきりで邪魔する人とか誰もいないもんね〜!そっかぁ、2人ともうまくいってるみたいでよかったよ!」


「う、うまくいってるのかはわかんないよ」


「えぇ、だって付き合ってるのに?」


「そ、それは仮みたいなやつで。わたしが彼氏欲しいって言ったら瑞月くんが仕方なくなってあげるよみたいな流れで」


「ほんとに仮なのかなぁ?だって、仮で付き合ってる相手にキスとかする?」


「へ!?」


な、なななんで幸花ちゃんがそんなこと知ってるの!?

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