独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。



「花火のとき2人がこっそりキスしてたのわかったよ?ほんとにラブラブすぎてこっちが見てみぬふりするの大変だったんだよ〜?」


「うぬ……っ」


「もうこれは完全に相沢くん陽依ちゃんのこと好きだよ!好きじゃない子にキスすると思えないし!」


「そ、それはどうなのかな……」


「ほらぁ、陽依ちゃんすぐネガティブにならないの!ポジティブにならないと!!」


せっかく瑞月くんと幼なじみよりもっと先に進んでるはずなのに、すぐネガティブ発動しちゃう。


だって、関係性は完全に恋人同士ってわけじゃないし。


だから、モヤモヤしちゃうのかもしれない。


「それに!!今夜2人っきりなんだから、思いきって陽依ちゃんから好きって気持ち伝えてみなよ!」


「えぇ!?」


そんないきなり告白する展開なんてまったく考えてなかったよ!?

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