独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。
息を整えながら真横に目線を向ける。
ここどこ……?
ぼんやり灯りがついた間接照明が見えて。
同時にいま自分が布団の上に押し倒されてるって気づいた。
「みつ、くん……?」
これは、たぶんとても危険な状況。
いくらバカなわたしでも、これから何をするかってちょっと考えたらわかること。
でも、押し倒されたまま、また唇が重なったせいで何も抵抗できない。
もう、これ何度目のキス……っ?
完全に瑞月くんの危険なスイッチが入っちゃったような気がする。
きっと止められない。
さっきもぼんやり映る瑞月くんの瞳はかなり熱を持っていた。
今も、キスがさっきよりもずっと強引で激しくて。
「んっ……んんっ……ぁ」
触れるキスどころか、隙を見つけて生温かい舌がスルッと入り込んで熱をどんどん上げてく。
さっきからキスばっかりで、その刺激のせいで身体が熱くて変な感じがする。