独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。



「はぁ……。なんでひよは危機感ないの」

「キキカン?」


「……男なんてさ、すぐ欲情するんだから」

「ひゃぁ……っ」


いとも簡単に裾を捲り上げて、瑞月くんの手が入り込んできた。


何も着てないせいで、お腹のあたりが空気に触れて、瑞月くんの大きな手がゆっくり撫でてくるの。



「……ほら、こんな簡単にひよの身体に触れるんだから」

「うっ、や……っ」


「……どーすんの、これが俺以外の男だったら」

「や……だ……っ」


瑞月くんでも、こんなふうに触られるの恥ずかしいけど、他の男の子だったらぜったい嫌だもん。



「男なんてさ……理性がちょっとでも崩れたら歯止めきかないんだから」


大きな手がスーッと上にあがってきて、おまけにイジワルな瑞月くんは耳に軽くキスしてくるの。


「み、みつくん……っ、服の中から手抜いて……っ」

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