独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。



その間にわたしはお母さんたちに連絡。

そしてお水を確保するために冷蔵庫の中を見ていたら。


「んぎゃ……っ、重い……!」

「んー……ひよー、ひよー」


酔っ払い瑞月くん登場。

酔ってるせいで力の加減がおかしくなってて、構わずに後ろから全体重をかけてくる。


「そ、そんなに呼ばなくてもわたしここにいるから!」


「俺1人じゃ寝れない。ひよが一緒じゃないと死んでも寝ない」

もう言ってること無茶苦茶だよ……!


酔ってて力がないのかと思えば、わたしを簡単に抱き上げてお姫様抱っこしてくるし。


そのまま一緒にお布団のほうへ。



いきなりドサッと押し倒されて、かなり強引に唇を塞いできた。


「んんっ、まって……っ」

キスの加減もおかしくなってる。


いつも最初は軽く触れるキスから慣らすようにしてくるのに、今はもういきなり口をあけようとしてくるから。

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