独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。
さっきまで両親と一緒なんだから手出さないとか言ってたのはどこの誰……!!
いや、これはお酒の力だから瑞月くんは悪くないのかもだけど……!
「……もっとさ、ひよが感じてるとこ見たい」
いつの間にか、服の中に手を滑り込ませて背中をツーッとなぞってくる。
「やっ、服から手抜いて……っ」
「……これ邪魔」
「へ……ひゃっ……」
わたしの言うことなんてぜんぶ無視。
酔ってるくせに、指先の器用さは抜けてないみたいで。
パチンッと音がして、胸の締めつけがふわっとゆるくなった。
もう……っ!なんでこんな好き放題にされなきゃいけないの……!
「みつくんってばぁ……っ」
「んー、なに」
悪気もなさそうに、わたしの服の裾を捲り上げてきて。
「……いい眺め。エロすぎるね」
「うぅ、やぁ……っ」