独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。
そのまま胸元とかお腹のあたりにキスを落として。
このままじゃ、ほんとにキス以上のことしちゃうんじゃ……って。
こんな酔った勢いでされちゃうのは、やだよ。
「うぅ、みつく……んぅ」
「声かわいー。もっと鳴かせたくなる」
もういま自分が瑞月くんの瞳にどう映ってるかなんて、気にしてる余裕も無くなるくらい。
ギュッと閉ざしていた口も、誘うようにこじあけられて。
スルッと舌が入ってきて、口の中が瑞月くんの熱でいっぱいになる。
「ふっ……ぅ」
何回しても、大人なキスは息をするタイミングがうまくつかめない。
こうなったら、なんとかして瑞月くんの酔いを覚まさないと。
「ま、まって……っ。ちゃんとお水、飲もう……っ?」
「……いらない。ひよだけ欲しい」
「お願いだからお水……!」
すると、何を思ったのか急にピタッと動きを止めて。
「……そんなに飲みたいなら飲ませてあげよーか?」
「っ、え?」