独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。
「どーせなら口移しする?」
「っ!?なっ、し、しないから……!」
瑞月くんの暴走が止まってる隙に、自分の服をぜんぶちゃんと直すことができた。
と、とりあえず止まってくれた?
すると今度は。
「んー……なんか眠くなってきた」
そのまま1人で寝てくれたらいいのに、なぜかわたしまで布団のほうに巻き込んでくるから。
「ちょっ、みつくんっ……!!」
「……おやすみ」
あれだけ暴れてたのに今度は大人しく寝たり、ほんとに酔っ払い瑞月くんに振り回されてばっかり。
どんだけマイペースなの……!
そしてしばらくしてから、小夜さんたちが部屋に帰ってきて、恥ずかしさに襲われながら状況を説明したのは言うまでもない。