恋愛(純愛)
完
如月 いちは/著
- 作品番号
- 1622045
- 最終更新
- 2021/03/15
- 総文字数
- 84,288
- ページ数
- 178ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 136,212
- いいね数
- 102
「ねぇ、もう少し笑ったら?」
初めて会ったその日にそう言われた。
「なんで嫌なものは嫌、無理なものは無理って断れないわけ?……そういう奴見てると俺、ムカつくんだよね」
神風くんの言うことは棘があって、
図星なわたしの心にグサッと刺さってくる。
「もっと素直になりなよ」
わたしはそんな神風くんが苦手。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
人見知りで引っ込み思案な女の子
七瀬 澪
-Nanase Mio-
×
二重人格なクラスの人気者
神風 唯斗
-Kamikaze Yuito-
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
そんな神風くんだけど、
「澪なら大丈夫だって」
前に進めずにいれば、
いつもわたしの背中を押してくれる。
「世界が変わったみたいだろ?」
いつもわたしの知らない世界を教えてくれる。
たまに見せる神風くんの優しさに、
どんどんわたしは惹かれていった。
***
自分の気持ちを真っ直ぐに言える神風くんと
自分の気持ちをはっきり言えないわたし。
クラスの真ん中でキラキラ輝く神風くんと
端で羨ましく見つめるだけのわたし。
わたしたちの距離はずっと遠かった。
「わたし、神風くんのことが好き」
「やっと気づいたの?遅すぎだから」
わたしたちの見ている世界は違うと思ってた。
でも楽しい世界を教えてくれたのは神風くん。
***
ちょっぴり強引なキミだけど、
キミに恋してしまいました。
***
初めて会ったその日にそう言われた。
「なんで嫌なものは嫌、無理なものは無理って断れないわけ?……そういう奴見てると俺、ムカつくんだよね」
神風くんの言うことは棘があって、
図星なわたしの心にグサッと刺さってくる。
「もっと素直になりなよ」
わたしはそんな神風くんが苦手。
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人見知りで引っ込み思案な女の子
七瀬 澪
-Nanase Mio-
×
二重人格なクラスの人気者
神風 唯斗
-Kamikaze Yuito-
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そんな神風くんだけど、
「澪なら大丈夫だって」
前に進めずにいれば、
いつもわたしの背中を押してくれる。
「世界が変わったみたいだろ?」
いつもわたしの知らない世界を教えてくれる。
たまに見せる神風くんの優しさに、
どんどんわたしは惹かれていった。
***
自分の気持ちを真っ直ぐに言える神風くんと
自分の気持ちをはっきり言えないわたし。
クラスの真ん中でキラキラ輝く神風くんと
端で羨ましく見つめるだけのわたし。
わたしたちの距離はずっと遠かった。
「わたし、神風くんのことが好き」
「やっと気づいたの?遅すぎだから」
わたしたちの見ている世界は違うと思ってた。
でも楽しい世界を教えてくれたのは神風くん。
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ちょっぴり強引なキミだけど、
キミに恋してしまいました。
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