永遠の誓い(仮)




その後、ノインに連れられてやって来たのは城内の隅にある塔だった。


木製のドアを開ければ水晶ののった机の椅子に白いひげが印象的なおじいさんが座っていた。



「……ッ!!!!あなたはリノル…!!碧い瞳…貴女が我等の救世主!!ど「ちょっとロメル落ち着け。」


おじいさんが血相を返えて近づいて来た。そんなおじいさんをノインが止め、落ち着いたところでノインが


「ロメル、李胡に預言の話を。」


ロメルというおじいさんはコクリと頷くとこの国に伝わる預言の話をし始めた。



その預言の話に出て来る娘をリノルと呼び、それがあたしのことだとおじいさんとノインは言う。









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